どの夫婦も様々な問題を抱えているものですが、その中でも「セックスレス」になっている夫婦は多いでしょう。
特に年齢を重ねてくると、セックスレスに悩む人も増えてくるものです。
そこで今回は、夫婦がセックスレスになってしまう原因から解消方法、セックスレス解消でやってはいけないNG行動などをご紹介します。
現在進行形で夫婦がセックスレスに陥ってしまっている方は、ぜひ参考にしてみてください。
夫婦のセックスレスはどこから?
そもそもセックスレスとは、どれくらい性交をしていないと「セックスレス」として判断できるのでしょうか?
実は、セックスレスにもきちんと定義が存在しています。
まずは定義とどれくらいの夫婦がセックスレスになっているのかを解説していきます。
セックスレスの基本定義
セックスレスは法律上で明確に定義されているものではありませんが、1994年に日本性科学会という団体によって定義されています。
「特殊な事情が認められないにも関わらず、合意した性交あるいはセクシャルコンタクトが1ヶ月以上なく、その後も長期にわたると予想されること」
この定義から、特別な事情がなくても1ヶ月以上性交やキス・ペッティングなどのスキンシップがない場合はセックスレスと判断されるようです。
ただし、定義されたのは1994年と20年以上も前であることを考慮する必要はあります。
例えば「2ヶ月に1回セックスをしているが、セックスレスだと感じたことはない」という人もいれば、「2人のペース的に3ヶ月に1度くらいがちょうどいい」と夫婦でお互いに認識しているケースもあります。
こういった場合は1ヶ月以上性交や性的なスキンシップがなかったとしても、セックスレスとは言えない可能性が高いです。
50代以上の夫婦・カップルの7割がセックスレス
少し古い調査となりますが、日本性科学会セクシュアリティ研究会2000年調査によると、50代以上の夫婦・カップルの約7割がセックスレスという結果が発表されています。
この調査におけるセックスレスの定義はおそらく「1ヶ月以上性交や性的なスキンシップがないこと」であることから、多くの夫婦・カップルが当てはまったと考えられます。
夫婦がセックスレスになってしまう原因は?
夫婦がセックスレスになってしまうのには、夫側と妻側、それぞれの事情によるものが大きいです。
具体的にどのような事情によってセックスレスに陥ってしまうのか、解説していきましょう。
夫側のセックスレス事情
まずは夫側でセックスレスに陥る原因を深堀していきましょう。
仕事によるストレス
夫側が抱える問題点の1つに、「仕事で疲れている」ことが挙げられます。
50代というと、職場ではある程度上の役職についている人も多い年代です。
場合によっては会社経営の中枢に抜擢されている人もいて、責任感をもって仕事に取り組んでいる人もいるでしょう。
そんな責任ある仕事に取り組みながら多くの部下を取りまとめていく必要もあり、かなりのストレスを抱えてしまっている可能性が高いです。
こうした仕事によるストレスでセックスをするための体力・性欲が減退し、セックスレスに陥っていることが考えられます。
また、仕事をしているだけでなく、リストラや早期退職の対象になるのではないかという心配・不安も精神的なストレスに影響してきます。
加齢による勃起力の低下
50代になると加齢の影響から「中折れ」になる人が増加する傾向にあります。
中折れはセックス中、勃起が収まってしまうことで射精まで行かずに行為中萎えてしまう人もいます。
中折れの状態が続いてしまうとセックスレスどころか、EDを招いてしまう恐れもあるため注意が必要です。
中折れを引き起こす原因には、男性ホルモンの分泌が低下することと血流の悪化の2つが考えられます。
まず、男性ホルモンは睾丸で生成されるホルモンの一種であり、勃起力に大きく関わってくるものです。
そんな男性ホルモンですが、加齢や喫煙、飲酒、運動不足、睡眠不足、ストレスなど、多岐にわたる要因から分泌量が減少してしまいます。
また、50代になると動脈硬化が進行して血流の悪化を招き、その結果陰茎まで多量の血液が流れ込まずに中折れしてしまう原因となってしまいます。
こうした影響から中折れになってしまい、セックスレスに陥る場合があるのです。
妻に性的な魅力を感じなくなった
夫が妻に対して性的な魅力を感じなくなることも、セックスレスにつながる要因と言えます。
例えば昔は綺麗で可愛かった妻が、子どもを出産してからは見た目に気を配る余裕もなくなってしまい、結婚当初に比べて見た目に魅力を感じなくなることもあるでしょう。
妻は子どもが第一に優先すべきものに変わるため仕方ないことではありますが、夫としては「もう少し身なりに気を遣ってほしい」と思ってしまうかもしれません。
また、家族になったことで妻が気を遣わなくなることもあります。
例えばお風呂上りに下着姿で部屋をうろうろしたり、ヨレヨレになった下着しか付けていなかったりすると、「性的な魅力がない」と感じてしまう夫も多いようです。
また、妻はそれなりに気を遣っていても、職場など身近に若くて可愛い女性がたくさんいる場合は妻に対して性的な魅力を感じないというケースもあります。
妻側のセックスレス事情
妻側にもセックスレスに陥ってしまう要因がいくつか挙げられます。
体力的に疲れている
最近は共働きの世帯も増えてきており、仕事をする妻も増えています。
特に50代となると、子どもも独り立ちをしたことで自分の時間が増え、これまで子育てでできなかった仕事を始められるという人も増えてきます。
しかし、妻の中には仕事に加えて家事もすべてこなす人も多く、毎日家事と仕事に追われてしまい体力的に疲れてしまっていることが多いです。
体力的に疲れていてはセックスをやる気も起きません。
そのため、夫が誘ってきても「疲れているから無理だ」と断ることも増えてきます。
これが何年も続いてしまうことで、セックスレスとなってしまいます。
セックスにネガティブなイメージを持っている
男性と違い、女性の中にはセックスがあまり好きではないと思っている人も多いです。
その原因として、セックス時に気持ち良さを感じない、性交痛があるなどが挙げられます。
特に50代になると女性は膣の粘膜が弱くなり、さらに分泌物も減少することからセックス時に痛みを感じやすくなったり、場合によっては出血したりすることもあります。
こうした影響からセックスにネガティブなイメージを抱いてしまい、夫から誘われても断るようになってしまうのです。
産後クライシスの影響
出産は子どもを産んでから何日も入院が必要になるほど、心身ともに疲弊してしまうものです。
まだ完全に回復しきっていない状態で自宅に戻り子育てがスタートすると、今度は夜泣きや夜中の授乳で睡眠時間が削られ、さらに疲れ切ってしまうものです。
毎日家事と育児に追われている妻を見て、夫ができる限りのサポートをしてくれると良いのですが、夫は「俺は仕事で疲れているから」と子どもの相手をしてくれない場合、妻は夫に対してイライラが募るようになります。
こうした状況が長く続いてしまうことで夫婦仲が冷めきってしまい、セックスレスに陥ってしまうのです。
最近ではこのような事態を「産後クライシス」と呼ばれており、離婚の原因にもなり得ると言われています。
50代になってある程度子育てが落ち着いたとしても、産後クライシスの影響から産後に手伝ってくれなかった嫌な思い出が蘇り、夫と距離を取ろうとするのです。
夫に性的な魅力を感じなくなった
夫側の事情にもあるように、妻も夫に対して性的な魅力を感じなくなることがセックスレスを招く要因の1つとなっています。
例えば結婚してからおじさん体型になったり、以前は香水をつけていたのに今は加齢臭を隠そうともしなかったり、家の中をパンツ一枚でうろうろしたりするなどの行為で、妻は夫に魅力を感じなくなります。
特に夫は結婚による安心感から気が緩んでしまう人も多いため、異性として意識されなくなってしまうのです。
不安や悩みが多く、セックスをする気分になれない
男性は仕事で精神的なストレスを抱えることが多いですが、女性も同じように日々ストレスを抱えて生きています。
特に50代の女性に多く見られるのは、空の巣症候群や友人や夫とのコミュニケーション、日常生活の大きな変動などです。
まず、空の巣症候群とは子どもが中学生から社会人へ成長したことで、子育てがひと段落付いたことで「自分の役割がなくなってしまった」と感じてしまうことを指します。
これは一種のうつ状態でもあり、これまで子育てが生きがいだった女性に多く見られる症状です。
今後何のために頑張ればいいのかと大きな喪失感が生まれてしまい、とてもセックスをする気分にはなれません。
友人や夫とのコミュニケーションがうまく取れなくなることも、ストレスにつながる要因の1つです。
これまで仲が良かった友人も、50代になればそれぞれが異なるライフスタイルを送っていることから、共感しにくい部分も増えてきます。
また、夫とも異性であるための視点の違いや価値観が異なることで、コミュニケーションがうまく取れなくなり孤独感に悩む女性も多いです。
他にも、50代から子育てから親の介護に変わったり、仕事を始めたりすることで日常生活が大きく変動し、そのストレスからセックスをする気分になれない女性もいます。
セックスレスは解消すべき問題?
そもそもセックスレスは50代夫婦・カップルの約7割で起きているもので、どちらかというと一般的なことと言えます。
それでもセックスレスは解消すべき問題なのでしょうか?
ここからは、セックスレスは解消すべき問題なのか解説していきます。
セックスレスは夫婦仲を悪くする可能性がある
「セックスレスだからと言って仲が悪いわけではない」という夫婦は多いでしょう。
そのため、無理をしてセックスレスを解消しなくても良いと考えてしまうかもしれません。
しかし、いくら夫婦と言えども“他人”であることを認識しておかなければなりません。
いくら仲が良い夫婦であっても、相手の心の中では「満足できていない」と感じている可能性もあるのです。
また、「今はセックスをしていなくても幸せ」という関係であったとしても、10年後にはどうなっているか分からないものです。
もしかしたら女性側も子育てがひと段落ついたことで体力に余裕が生まれ、性欲が復活していることもあります。
しかし、夫から夜のお誘いもしばらくないことから諦めてしまっているかもしれません。
もしくはどうしても諦めきれず、外で会った男性に対して魅力を感じ、不倫につながってしまう可能性も考えられます。
このような状態が続いてしまえば、セックスレスに限らず夫婦仲さえ悪くなってしまうでしょう。
セックスレスはいつでも解消できる?
実はセックスレスになっている夫婦の中には、「いつでも解消できる」と考えている人は多いようです。
仲が良いからこそいつでもセックスできると考え、今は別に改善しなくても良いと思ってしまいます。
しかし、セックスレスは精神的な部分だけでなく、身体的な部分にも大きく影響してくるものです。
上記でもご紹介したように、加齢によるホルモン分泌の低下から夫は中折れになったり、妻側も性交痛を感じやすくなったりします。
そのため、いつでも解消できるからと問題を放置していると、いざ解消しようと思ってもできなくなってしまう場合もあり得るのです。
夫婦仲が良ければセックスレスを解消できると考えている夫婦は多いものの、年齢が上がるごとに解消することが難しくなってきます。
こうしたリスクを回避するためにも、なるべく早めに問題と向き合った方が良いでしょう。
夫婦のセックスレス解消法
夫婦のセックスレスは、どのような方法を取り入れることで改善されるのでしょうか?
ここからは、夫婦のセックスレス解消法について解説していきます。
夫婦で話し合うところから始める
セックスレスを解消させるためには、お互いが歩み寄る努力をしなくてはなりません。
なぜセックスレスに陥ってしまったのか、自分だけで理由を探してみても分からないことは多いです。
そもそも男性と女性は考え方が大きく異なっており、それぞれが完全に相手を理解することは難しいと言われています。
例えば、男性は相手と公平に思える量に愛情を与えることを重視しており、女性はできるだけ相手に多くの愛情を与えようとします。
他にも愛情表現を評価するポイントも、男性は愛情表現の大きさを重視しており、女性は愛情表現の回数を重視しています。
個人の価値観も含めて男女にはこれほどの違いが見られるため、まずは話し合い、どのように相手が感じているか、考えているのかを理解するところから始めていく必要があります。
お互いに原因が分からなかった場合でも、まずは一旦腰を下ろして話し合い、夫婦が一緒になってどうしていくべきか考えることがポイントです。
また、1回の話し合いですべて解消するとも限りません。
徐々に話し合いを重ねていき、お互いの気持ちなども確認していくことが重要です。
なお、話し合いすらできない状況はセックスレス以前に夫婦関係で大きな問題を抱えている可能性が高いです。
セックスレスよりもまずは夫婦関係の修復を目指しましょう。
自分磨きで異性としての魅力を取り戻す
セックスレスに陥ってしまう原因として、男女両方とも「性的な魅力を感じなくなる」ことが挙げられていました。
特に女性は、結婚や出産を経験すると母親としての感覚が高まることから、これまで異性として見てきた夫のことを家族や運命共同体と見るようになります。
また、結婚してからは油断してだらしない姿を見せていたり、あまり家事・育児に協力的でない部分を見せたりしていると、妻も夫に対して魅力を感じなくなってくるでしょう。
そこで、自分磨きを行い異性としての魅力を取り戻してみましょう。
自分磨きにも様々な方法がありますが、まずは身だしなみを整えることから始めるのがおすすめです。
・眉毛を整える
・髪型を変えてみる
・スキンケアをして肌を綺麗に保つ
・服を変えてオシャレに気を配る
・筋トレを始めてみる
・こまめに爪を切っておく
・背筋を伸ばす
眉毛や髪型、服などはすぐにでも始められますが、特におすすめしたい自分磨きは筋トレです。
筋トレを行うことで、これまでだらしなかった体が引き締まりシンプルな服を着てもかっこよく見えるようになります。
また、筋トレによって男性ホルモンの分泌量も増加し、50代でみられる男性更年期障害の改善やEDの改善などにも役立ちます。
筋トレやスキンケアなどは実際に効果が現れるまで少し時間はかかってしまうものの、かなり高い効果が得られる自分磨きでもあるため、ぜひチャレンジしてみてください。
日頃からスキンシップやコミュニケーションを取る
セックスによって夫婦のコミュニケーションが増えると言われていますが、それだけで終わらせてしまっては妻も「ただセックスしたいだけなのでは?」と感じてしまうかもしれません。
そのため、セックスだけでなくそもそも日常的に会話やボディタッチなどスキンシップを取ることも重要となってきます。
むしろ、日頃からスキンシップやコミュニケーションを取っておかないと、いざセックスを始めてもぎこちなさを感じてしまい、心身ともに満足できない可能性が高いです。
もし普段はあまりスキンシップを取っておらず、いきなりボディタッチをするのはハードルが高いという方は、妻の隣に座ってみることから始めてみましょう。
妻の隣に座り、お互いがリラックスできる時間を作るだけでも違ってきます。
ここから相手を呼ぶ時に肩をぽんぽんと優しく叩いたり、疲れている妻に対してマッサージをしてあげたりするのもスキンシップにつながります。
また、コミュニケーション不足を解消したいなら、どんなに小さいことでも「ありがとう」を伝えることから始めてみてください。
相手を労り、感謝を言葉にすることで妻も徐々にコミュニケーションを取るようになります。
特に女性は体よりも心のつながりを重視している傾向にあるため、信頼関係を取り戻すためにもコミュニケーションを取ることが大切です。
短時間のセックスから始める
仕事や家事、育児、介護などの影響で、セックスをしようと思っても体力的に持たなかったり、面倒に感じたりすることも多くなります。
まずはシャワーを浴びて雰囲気づくりを行い、そこから長い時間をかけて愛撫をしていよいよ挿入、終わったら体を綺麗にするという流れが基本であり、かなり時間がかかってしまうのは事実です。
若い頃と比べても性欲は衰えていますし、セックスする時間が増えることで寝る時間も遅くなってしまうため、セックスが面倒になってしまうのは無理もありません。
このような状況でも、まずは短時間のセックスから始めることでセックスレスの解消につながります。
短時間のセックスは長くても15分程度で、寝る時間をあまり削らずに触れ合うことができるというメリットがあります。
また、体力も消耗せずに済むため、いつでも気軽にできるのが魅力的です。
ただし、短時間のセックスは基本的に愛撫をすべてカットしているため、心のつながりを重視する女性にとっては愛情を感じられない行為と受け取ってしまう可能性もあります。
そのため、短時間で行いたい時は事前に話しておき、決して性欲処理のために行うセックスではないことを伝えることが大切です。
また、愛撫がなくなることで女性は性交痛を感じてしまう恐れもあることから、痛くならないよう上手くコントロールすることも重要となります。
例えばローションを使いしっかりと濡らしてから挿入する、性交ではなくお互いに触り合うだけにするなど、様々な工夫で時短になります。
慣れてきたらセックスを習慣化させる
日頃からスキンシップ・コミュニケーションを取り、短時間のセックスで心と体が慣れてきたら、いよいよセックスを習慣化させていきましょう。
習慣化させることでセックスレスは完全に解消できます。
習慣化と言っても毎日セックスをしなければいけないわけではありません。
セックスレスにあった夫婦がいきなり毎日セックスしようとしても、時間や体力的に厳しかったり、ルールに縛られて息苦しく感じてしまったりする場合もあります。
そこで、まずは少し長めのスパンを取ってセックスをする日を決めてみましょう。
例えば「給料日に行う」「記念日は有給を取って2人きりの時間を作り、最後にセックスをする」などです。
給料日のほとんどは1ヶ月に1回、記念日であれば年に数回程度なので妻もそれほど大きな負担にはならないでしょう。
これでお互いに満足できれば良いですし、さらにスパンを短くさせたいなら週1回から始めてみるのがおすすめです。
寝室を整えてリラックスできる空間にする
寝室でセックスを行う場合、環境を整えておくことも大切です。
もし寝室がゴチャゴチャしていて、リラックスできない空間になっている場合はまず片付けることから始めてみましょう。
寝室がくつろげる空間になると、妻も心身ともにリラックスしやすくなりセックスしやすい雰囲気になりやすいです。
寝室を整える時のポイントとして、生活感をなくすことを意識してみましょう。
例えば寝室にテレビやパソコン、本などは置かれていませんか?
これらがあることで生活感が出てしまい、セックスしやすい雰囲気もなくなってしまいます。
寝室に置くのはベッドと間接照明だけに留めるのがおすすめです。
こうするだけで寝室は寝るかセックスをする場所になり、お互いに気持ちも高まりやすくなります。
リネン類は空間に合わせてシンプルなものに統一させましょう。
色・柄・素材がバラバラだと落ち着かず、心地良さを感じられません。
また、空気や香りなども落ち着く寝室を作るために重要な要素となります。
定期的に空気を入れ替えることはもちろん、空気清浄機を使って綺麗な空気で満たされるようにしましょう。
さらに普段とセックスをする時に、違う香りを取り入れることでお互いの官能性が刺激され、レスの解消につながります。
例えば昔から媚薬のような効能があるとされているイランイランや、高揚作用が高く気持ちを引き上げてくれるジャスミンアブソリュートがおすすめです。
セックスレス解消につながるアイテムと活用する
セックスレスになる要因として、マンネリ化をきっかけにあまりセックスをしなくなるケースもあります。
また、セックスがしたくても勃起力の低下によりなかなか妻を満足させられないと悩む方も多いでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、セックスレス解消につながるアイテムの活用です。
ローション
ローションは単に性交痛を和らげるだけでなく、たっぷり使ってボディマッサージを楽しんだり、食べられるローションでオーラルセックスをしたりすることも可能です。
ローションだとセックス中、アイテムを使うのに抵抗がある方にもすんなりと受け入れてもらいやすくなります。
電マ
元々肩や腕の凝りをほぐすために使用される電マですが、セックスにも活用できます。
電マで愛撫することで、普段とは違った気持ち良さを感じられるでしょう。
セクシーな下着
普段身に付けないようなセクシーな下着も、マンネリ化を防ぎセックスレス解消につながるアイテムです。
ベビードールやTバックなどを妻に着てもらうことで、羞恥感からお互いに興奮できます。
また、最近は男性用のセクシーな下着も販売されているので、双方でセクシーな下着を身に付けるのもおすすめです。
夫婦のセックスレス解消でやってはいけないこと
セックスレスを解消させるためには、いくつか気を付けなければならない点もあります。
どのようなことに注意すべきなのか、解説していきましょう。
相手にプレッシャーをかける
まず気を付けたいことが、相手にプレッシャーをかけてしまうことです。
セックスを義務付けてしまったり、仕事のように感じさせてしまったりすると、さらにセックスレスを招く恐れがあります。
例えば話し合いをする時に、一方的に「なぜセックスできないのか?」と問い詰めてしまうと、セックスに対するイメージはますます悪くなってしまいます。
話し合いをする時はなるべく感情的にならず、無理に問い詰めないことが大切です。
また、ネガティブな言葉を使ったり、身体的なことを言ったりするのもNGになります。
特に身体的な部分は、セックスレスの原因になる場合もありますが、そうでないことが原因となっている可能性もあるためです。
身体的な問題は自分でもどうにもできないことが多いため、なるべく深堀し過ぎないように気を付けましょう。
セックスレスの原因を片方になすりつける
セックスレスは上記でもご紹介したように、夫と妻でそれぞれの事情が複数に絡み合っているのが原因で引き起こっているケースが多いです。
つまり、1つの原因だけがセックスレスにつながっているわけではないと言えます。
しかし、セックスレスになってしまったことで自分のことを棚に上げ、相手にばかり問題があると原因をなすりつける人もいます。
特に男性で「いつも下手に出ているのに、全くセックスに応じてもらえない」と考える人も多いでしょう。
しかし、妻が応じてくれない理由として夫が関係している可能性も十分に考えられます。
まずはセックスレスになっている要因は相手だけでなく、自分にも何か原因があるのかもしれないと意識することから始めてみましょう。
人のせいにばかりしていると妻からの信用もなくなり、いつまでもセックスレスを解消できません。
信頼関係を再構築するためにも、自分にも原因がないか探してみてください。
夫婦がセックスレスになる原因と解決方法のまとめ
今回は、夫婦がセックスレスになってしまう原因や解消方法、セックスレス解消でやってはいけないNG行動などをご紹介してきました。
セックスレスに陥ってしまう原因は様々ですが、今回ご紹介した解消方法を試していくことで夫婦のスキンシップやコミュニケーションが増えていきます。
セックスが夫婦関係のすべてというわけではないものの、少なからず夫婦仲や生活の張り合いにも影響を与えるため、なるべく早めに解消したい問題ではあります。
既に夫婦仲が改善できない状況まで来ている、色々試したものの解消が見込めず性欲だけが溜まっている場合には、高級デリヘルや風俗を利用して発散させるのがおすすめです。
一度性欲を発散してしまえば、焦っていた気持ちも落ち着き冷静に対応できるようになるはずです。
落ち着いた上でもう一度夫婦について考え、話し合っていきましょう。